本気で学ぶITパスポート!(後編)2(メールマガジンバックナンバー)


—現代の企業人としては、知っていて当たり前、ということでしょうか。

そうですね。知っていて当たり前、逆に言うと知らないと損する内容といっても過言ではないかもしれません。

例えば、近年、病院で様々なものがIT化されてきていますが、勤務している人がIT全く分からないというケースですと対応が困難です。

現実に、病院に限らず、ITの導入をしたいけれども遅々として進まないという例は実際にたくさんあります。

そんなとき、ITの知識を持った人が最低でも一人いれば、なんとか話は前に進みます。それにより、その人の評価も上がるでしょう。
このように、今まで必要でないと思っていた現場でもどんどんIT知識が必要になってきているので、全員が最低限の知識を共有しているほうがベターです。

ITの知識をもっていると、ユーザーも開発に加わることができます。開発に対しても正しく要望をだすことができるのですね。

例えば、IT知識を共有していないときは、出来上がってきたものに対して後から文句をいうケースもあったりすると思います。

しかし、そうではなくて、ITではきちんと伝える決まったやり方があるのです。開発とユーザ、お互いがその方法に沿ってやることで、本当に使いやすいシステムができあがりやすくなります。

—この講座にかける思い

私が就職した2001年頃はeラーニングがこれからくる!言われている時代でした。いつかビックバンだといわれ今に至るわけですが(笑)

eラーニングというと、DVDの教材と比べられたり、フェイストゥフェイスの研修と比較されたり、そういうことをよく言われるのですが、別にそこと競合する話ではありません。これが私のeラーニングに対する感覚です。

通学制では補えない部分にはeラーニングがよいでしょう。繰り返し学習したり、スキマ時間の活用にはeラーニングが適しています。

逆に、より臨場感ある講義を求めるのであれば、どうしても通学の方がいいわけです。

ただ、これまで、ITパスポートには本気で勉強したい人にとって、勉強する手段があまりなかったように思います。これまで独学で受ける人が圧倒的に多かったのも、それが理由のひとつだと思います。そういった方々に、このeラーニングITパスポート講座を受講して頂きたいと思います。

従来の初学者を対象とした教材の場合、たとえば書籍だけですと、どうしても理解できない部分が出てきます。

暗記や過去問で合格できなくはないかもしれませんが、ただ合格するのでなく、「先に活きる知識も身に付けたい!」という方たちに、体系的に学べるコンテンツを用意したいという思いがありました。

もっと難しい資格はありますが、この資格を教えたいと思ったのは、世のITリテラシーを高めるのに貢献したいと思ったからです。

ITを使いこなせると多くの場合、生産性があがります。100だったものが120、130になったりします。

会社としてというよりも、個人個人の仕事として、自分の仕事を100の仕事を120にするなど、これまでできなかった可能性を広げる支援をしたいと思います。

●今週のeラーニング教材

今回は滝口先生が作成した、ITパスポート知識確認テストの一部を受講することができます。力だめしにどうぞ。

http://10000.bz/elw2010/
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「【毎週更新】eラーニング導入こぼれ話」→「【第67回】ITパスポート知識確認テスト」をクリックでご覧頂けます。

━━(編集後記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ITパスポートを学習すると、これまで何気なく使用していたパソコンの構造が徐々に見えるようになってきます。

そうすると、PCトラブルの際など、自分で解決できる可能性も高まりますし、専門家に相談する場合でも、適切な言葉で話せるようになるなど、たくさんのメリットがあると思います。

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今後も役立つコンテンツを公開し