【ブリッジ回路その1】第1級陸上特殊無線技士講座より
eラーニング「第1級陸上特殊無線技士講座」(無線工学 第1章電気理論~第10節過去問解説その1)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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⑴ブリッジ回路その1
a-b間の合成抵抗が20Ωであるとき、R₁の抵抗値を求める問題。
まず1つ目の問題がですね、このような回路になっていました。
このa-b間ですね、の合成抵抗が20Ωであるとき、R₁、この値ですね、R₁の抵抗値を求めなさい、という問題なんですね。
ここをよくみていただけると、先ほどの検流計は無いですけれども、なんか似たような回路になりますよね。
これもホイットストーンブリッジなんですけども、平衡状態にあるかどうかを見る必要があるわけですね。
平衡状態というのは、斜めどうしを掛けたものが等しければいいわけですよね。
掛けてみますね。
18×2は36ですね、それからここの6Ωと6Ωを掛けると、これも36Ωということで、このブリッジ回路は平衡しているというのがわかります。
すなわち、この4Ωには電流は流れない、ここは無いと思っていただいても結構ですね。
ということはですね、18Ωと6Ω、それから6Ωと2Ω、これの平衡回路になってくるわけですよね。
したがいまして、こちら側が18+6ですので、24Ω。
右側っていうんですかね、6Ωと2Ωがですね、合計で8Ω、この並列回路なので、並列の場合は、和分の積でしたよね。
したがって、24+8分の24×8、これを計算しますと、32分の24×8、計算していただければ6になります。
すなわち、ここの回路、この四角の回路はですね、6Ωになるわけですね。
そして、ここに54Ωがいますので、このこちら側ですね、54+6なので、こちら側は60Ωということになります。
そうすると、R₁と60Ωもまた並列回路になってくるわけですよね。
題意からですね、この合成抵抗、全体の合成抵抗が20Ωということなので、これも並列回路ですから、和分の積いけますね。
和分の積が20ですと。何と何の和なの?ということなんですけれども、こちらが60Ω、こちらがR₁なので、R₁×60÷R₁+60で計算すればいいわけですね。
これを方程式になりますけども、計算するとですね、このように60倍のR₁=20・R₁+1200となりますね。
これは、R₁を括っていただいてですね、計算をしていただくと40倍のR₁は1200ということで、R₁は30Ωという計算になります。
そのようにして求めることができるわけですね。
これ過去問で出ています。
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