【並列回路の合成抵抗】第1級陸上特殊無線技士講座より
eラーニング「第1級陸上特殊無線技士講座」(無線工学 第1章電気理論~第1節オームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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次がちょっと厄介になりますね。
並列回路の合成抵抗の場合はどうだろうというところを見ていきたいと思います。
このような回路がありましてですね、R₁とR₂が並列につながっているような回路。
並列回路はこの絵のようにですね、抵抗を並列に接続した回路をいいます。
並列回路の特徴ですけども、並列回路、この2つ並列になっていますんでね、電池から流れ出た電流はR₁とR₂に二手に分かれて流れていきますね。
こういうのを分流といいます。
ということで、電流は分流するので、I=I₁+I₂という表現ができます。
次に、並列箇所の電圧は同じと書いていますけども、この並列回路ですね、R₁とR₂は並列になっています。
ここの電圧ですね、この両端の電圧は並列なのでR₁の両端電圧もR₂の両端の電圧もVになります。
つまり、R₁、R₂の両端の電圧は、電池の電圧Vに同じということになりえるわけですね。
これからですね、計算をしていきますが、まずI=I₁+I₂に分かれて、合計を足せばいいですよね。
同じくVIRを書いていますね。
次に、I₁ですね、R₁に加わる電圧がVですので、I₁=V/R1で計算できますよね。
I₂は、こちらですよね、I₂こっちになるんですけれども、抵抗がR₂、電圧がVなので、V/R2、これ見てもいいですよね、ということになります。
これをですね、括弧で括って、Vで括るわけですよね、そうするとこのような形になります。
求めたい合成抵抗R₀=V/Iですよね、R=V/I。
この式を変形すると、V/Iは、このようにということになりますよね。
これを計算しますと、というような式になってきます。
つまり、このような2つの並列回路の場合はですね、積/和というかたちが出てくるわけですよね。
2つの場合については積/和、お互いに足してですね、上辺が積ですね、掛けたものを、和ってやれば求められるというわけですね。
これもし、R₁、R₂、R₃の場合はですね、こちらの式にですね、という計算を行ってください。
積/和は、そのままは使えません。
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