【過去問1】回路で端子a―b間の合成抵抗[Ω]は?(H29年上期)~第2種電気工事士
eラーニング「第2種電気工事士筆記試験講座」(第1章電気の基礎理論~第1節直流回路とオームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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【過去問1】
図のような回路で、端子a―b間の合成抵抗[Ω]は。(H29年上期)
【イ. 2.5 ロ. 5 ハ. 7.5 ニ. 15】
図のような回路で、端子a―b間の合成抵抗、このaからbまでの合成抵抗を求めなさいというものですね、過去に出ています。
ここがどうもな、なんかよく分からんな、という感じかもしれませんけど、よく考えてみてくださいね。
この黒ぽっちとこの黒ぽっちはつながっていますよね、ただの線でね。ということは、こことここはつながっていると、どっかでくっついているのと同じですよね、よろしいですかね。
考えていただくと、このような回路をですね、分かりやすい回路に変えてみればいいですね。ちょっと考えていただいて、さっき言ったように、ここはつながっているから、こちらの絵に変えられるというのはお分かりいただけるでしょうか。
単純に線でつながっているだけです。ここも単純に線でつながっていように変えました。
そうするとですね、5Ωと5Ωの並列、それからこっち側は、5Ωと片方は抵抗のない導線だけの回路になってくるわけですよね。
そうするとですね、電流はなるべく抵抗の低い方に流れます。このように抵抗がない場合は、全部電流はこっちに流れていくわけですよね。
そうすると、この5Ω、こっち側の5Ωは全く関係がない意味のないものになってしまいます。電流は全部下を流れていっちゃうということがですね。
ということで、こっち側の2つの5Ωの並列回路のみ考えれば、このa―b間の合成抵抗は計算できる、ということになるんですね。
これは、5Ωと5Ωですから、和分の積で計算していきましょう。
そうすると、になりますね。
これを計算していただくと、25/10になります。
2.5ということですよね、答え的にはですね、よろしいですか。
この2.5なんですけど、よく見るとこのように同じ抵抗値が並列だった場合、和分の積で計算すればいいんですけれども、同じ抵抗であればですね、その抵抗の半分になるんですね。
5Ωの半分が2.5ですよね。
ということで、例えば6Ω、6Ωだとしたら、計算するとですね、合成抵抗は3Ωになる、半分になるんですね。
片っ方の抵抗値の半分になるよということを覚えていけば、計算も非常に楽になりますよね。
ということで、答えは2.5なので、イになります。
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