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【読むeラーニング】潜水士試験 体内ガス圧係数 業務間ガス圧減少時間

潜水士試験 体内ガス圧係数 業務間ガス圧減少時間
はい、用語説明ですね。まず1つ目、体内ガス圧係数から見ていきたいと思います。こちらのほうまず読んでいきます。浮上した際に体内に残っている窒素ガス圧と普段地上で生活している際に飽和して溶け込んでいる窒素ガス圧の比のこと。つまり普段地上で生活している際に溶け込んでいる窒素の圧力ですね、これを1とします。それに対して潜りますと高い圧力がかかっていますから体内に普段以上の窒素ガスが溶け込むわけですね、そして浮上してもですね、すぐには窒素ガスというのは体内から出て行きません。結構残っているんですね。ですからその残っている比率をガス圧係数で表す、1よりも必ず大きくなりますね、普段生活している状態よりも必ず体内にはたくさん窒素ガスが溶け込んでいますからね、例えば2.1とかそんな風に表します。ポイントは次ですね、浮上後、業務終了後ガス圧減少時間が経過しても体内ガス圧係数は1にはならないと、つまり普段生活している状態には戻りませんよと。これ24時間以上かかるのがほとんどですね、すぐには1にはなりません。よく試験ではこの業務終了後ガス圧減少時間が経過すれば体内ガス圧係数は1になると出てきますがそんなすぐには1にはなりませんからね。
はい、次ですね。業務間ガス圧減少時間、地上や船上で安静にしておかなければならない最低の時間です。業務間ガス圧減少時間はですね、簡単に言いますと船の上、船上での休憩時間だと思ってもらったら良いのですけれどもね、この休憩時間はあくまでも最低時間です。
はい次、業務終了後ガス圧減少時間、業務が終わった後、ゆっくりとしておかなければならない時間というものがあります。これは何のためにあるかと言いますと、減圧症の予防と監視を兼ねた時間、すなわち浮上してですね、その直後、すぐには減圧症の症状が見られない場合があるんですね、その場合にはですね、本当に減圧症が見られていないかどうか、じっくりと監視をする必要があるんですね、あるいは予防する必要があると。減圧症の予防と監視を兼ねた時間、それが業務終了後ガス圧減少時間だと思ってください。
次にですね、1日の潜水時間、これは良く出ます。まず潜水時間、これ定義が決まっています。潜降を開始してから浮上開始まで、つまり浮上までとは違いますからね、潜っていてそこから浮上を始めるまでの時間、潜降を開始してから浮上開始までの時間、こちらのほうが潜水時間と決められています。試験では浮上後とか出てきますからね、注意してください。
潜水時間ですけれども、これももちろんいくらでも潜水できるかというとそうではありません。1日当たりの潜水時間、総潜水時間というのは決められています。ただしですね、潜水時間は決められていますが潜水の回数、これは特に規定はありません。
最後、潜水作業者修正時間、これから行うべき作業の潜水時間に加えるべき時間と書かれてあります。こちらのほうをちょっと説明していきたいと思います。
それではですね、潜水作業者修正時間というものを図を使って説明していきたいと思います。縦軸に体内の窒素ガス量、横軸に時間をとったとします、そうすると当然潜水をすればするほど潜水時間が長ければ長いほど体内の窒素ガス量は増えていきます。こちらのほうを1回目の潜水とします、ここで休憩をしたとします、一旦船上に戻って休憩をとったとします、そうすると休憩をしているこの区間、この休息をしている区間というのは体内から窒素ガス量が抜けていきますよね、抜けていくんですけれども完全には抜け切らないんですね、そんな短時間では抜けきりません、この状態で次2回目の潜水を開始すると、そうしますとどうなるかと言いますと、この区間、この分2回目は潜水できる時間が短くなるんですね。体内のガス圧が完全に抜けきりませんからこのように2回目の潜水時間は0からと考えることができないんですね、よってこの時間を潜水作業者修正時間として2回目以降に加えていく、こういう意味があります。
では次にですね、具体的に潜水業務時間表を使って実際の使い方をみて見ていきたいと思います。

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