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【過去問~第1節オームの法則】第1級陸上特殊無線技士講座より

eラーニング「第1級陸上特殊無線技士講座」(無線工学 第1章電気理論~第1節オームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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【過去問】

⑴図に示す回路において、端子a,b間の合成抵抗の値として、正しいものをしたの番号から選べ。

ただし、R₁=24[Ω]、R₂=14[Ω]、R₃=20[Ω]、R₄=12[Ω]、R₅=8[Ω]とする。

 

次にでは、過去問ですね、見ていきたいと思います。

図に示す回路において、端子a,bこちらですね、間の合成抵抗の値として、正しいものを下の番号から選べ、ただし、R₁=24[Ω]、R₂=14[Ω]、R₃=20[Ω]、R₄=12[Ω]、R₅=8[Ω]とするという問題です。

このような回路の場合ですね、この両端の合成抵抗を求めるんですが、大体求める端子の抵抗の反対側からですね、一番遠いところからやっていくのがセオリーですね。

近くからやっていくと非常に難しくなってしまいます、まあできないですね。

一番遠くの方からやるようにしてください。

遠くの方からやると、まずこのR₄とR₅を足す必要が出てきましたね。

これは直列なので、R₄とR₅の合成抵抗、仮にR₄₅としますと、R₄が12[Ω]、R₅が8[Ω]ですから、足しますと20[Ω]になりますね。

ということで、ここの合成抵抗は直列で20[Ω]になりました。

 

次に、R₃とこちらのR₄₅ですね、これは並列になりますよね。

並列なので、その合成抵抗、仮にR₃₄₅とします。

こちらが20[Ω]でした。R₃も20[Ω]なので、和分の積が使えますよね。

ということで、20+20分の20×20、これ計算しますと、40分の400ということで、合成抵抗は10[Ω]となります。

このR₃と₄と₅、この並列回路は10[Ω]になるわけですね。

 

次にですね、こちらのR₃₄₅とR₂ですね。

これが直列になっていますよね、よーく見るとね。

ここは、合成一つと考えればR₂とここの合成抵抗は、直列回路になります。

とうことで、ここは単純にこの10[Ω]と、R₂の14[Ω]を足せばいいですね、24[Ω]になります。

 

次に、R₂₃₄₅の合成抵抗が、24[Ω]でしたので、これとR₁は並列になりますよね。

2つの並列回路なので、和分の積が使えます。

R₁も24[Ω]なので、24+先ほどの合成抵抗の24、分の24×24、計算しますと、ちょっと計算が面倒ですが、このような数字になって、答えは12[Ω]になります。

ちょっと計算がね、面倒になってくるんですけれども、実はですね、よーく見ていただけると、同じ抵抗値ですね。

例えばここが20[Ω]、R₃も20[Ω]でしたけれども、同じ抵抗のものを並列につなぐ場合ですね、合成抵抗は、20の10はなんですか、半分ですよね。

こちらもそうですよね、こちらの4つの合成抵抗と、R₁の並列回路、これは和分の積をすると、24の半分の12[Ω]になりますね。

 

つまり、同じ抵抗の場合ですね、並列回路の場合、並列で合成抵抗を求める場合は、それぞれ同じ抵抗ですけど、その半分になるということですね。

20の場合は10[Ω]になるし、24[Ω]の場合は12[Ω]ということで、このような複雑な計算をしなくてもですね、同じ抵抗値のものが並列の場合は、半分というふうに覚えておけば計算をする必要はありません。

同じ抵抗値の並列の場合、合成抵抗は半分になるということ覚えておけば、計算が楽になりますね。

はい、ということで、この節は以上になります。

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