【過去問4】電圧計Vの指示値は?~第2種電気工事士
eラーニング「第2種電気工事士筆記試験講座」(第1章電気の基礎理論~第1節直流回路とオームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
youtubeでも無料公開中!!
【過去問4】
図のような回路で、電流計Aの値が1A、を示した。このときの電圧計Vの指示値は。(H28年下期)
【イ.16 ロ.32 ハ.40 ニ.48】
最後の過去問ですね。
図のような回路で、電流計A、これですね、が1Aを示していると。
その時の電圧計、こちらにありますね、ここの電圧計の指示値はいくらになるでしょうか、という問題ですね。
これは、元々の電池の電圧は変えていないです。
こういったときに、どう考えればいいかということなんですけども、まずここで1Aが流れているわけですよね。
8Ω抵抗に1A流れています。
そうすると、オームの法則でここの電圧が計算できますね。
V=I・Rでした。
ということで、8Ωの抵抗に加わる電圧は8Vになるわけですよね。
ここの電圧が8Vになります。
次に、こっちの4Ωと4Ωの直列があるんですけれども、こちらに流れる電流ですね、こちら側の電流を考えていきたいと思います。
ここは、ここに加わっている電圧はみんな一緒ですからね。
8V、8V、8Vかかっています。
8Vに対して8Ωなので、計算すると1A流れているということが出るわけですよね。
それとこっちのですね、4Ω、最下段の4Ωに流れる電流も計算していきます。
これも、8Vに対して4Ωなので、流れる電流は2Aという計算ができます。
そうするとどうですか、これを足していけば、こちらの回路、この4Ωに流れる電流が分かりますよね。
合計4Aの電流がここには流れていきます。
今度はまたオームの法則で掛ければいいですよね。
電流×抵抗で電圧が出ます。
したがって、右の4Ωの抵抗に流れる電流は、ここに流れる電流は4Aということになるわけですよね。
したがって、電圧計の指示は4Ω×4A=4×4、16で、16Vということになります。
答えは、イの16Vということですね。
このような問題がですね、過去に出ていますので、きちっと押さえておくようにしましょう。
この章は以上です。
第2種電気工事士筆記試験 講座
Fcaebookページでも情報発信中!
「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル KiBAN INTERNATIONAL CO.,LTD.
Web : http://elearning.co.jp
E-mail : international@kiban.jp
担当:kobayashiseira