eラーニング

「読むeラーニング(行政書士講座)」第1章憲法～内閣・内閣総理大臣その１

「行政書士試験対応」のeラーニング講座

行政書士合格集中講座（講義パッケージ）　の動画講義(一部)を文字にして、無料公開中！

隙間時間にスマホで学習。いつでもどこでも学べます。

実際の講義を聞きたい方はこちらから

無料公開中「読むeラーニング(行政書士講座)」

第1章憲法～内閣・内閣総理大臣その１

内閣と内閣総理大臣について見ていきましょう。

内閣というのは、内閣とその他の国務大臣から構成される組織です。内閣総理大臣において、内閣を組織しますと、皇居で認証式を行います。ちょうど最後にはひな壇に並んでですね、みなさんで写真を撮るというふうになっていますが、あのメンバーが内閣ということになります。

行政権は６５条においてですね、内閣に属するという形で規定されています。

ここで問題となるのは、行政権というのは果たしてどういう意味なのかということです。通説は行政権の意義については、控除説ということで、すべての国家作用から立法作用と司法作用、これを控除したものだ、それ以外のものが全て行政権だという言い方をしています。

これは行政がですね、非常に多種多様な作用を持っているからです。例えば警察もそうですし、消防もそうです。それからごみの処理もそうですし、ロケットの打ち上げもあれば、更には気象の予報もあるわけです。これを一言で言い表すということが非常に難しいということで、このように定義しているわけです。

そしてもちろんですね、内閣が全て直接天気予報からロケットの打ち上げとか全部できるわけがありません。具体的には内閣を中枢、トップに備えてですね、その下には公務員の組織があります。この公務員組織が一体となって、行政権を遂行していくということになるわけです。したがって、内閣というのは自ら一般行政を行いますけれども、あとは行政権の中枢機関として行政各部を指揮監督する。そして全体を総合調整、統括していく、そういう機関として位置づけられています。

＜＜＜目次へ戻る

【行政書士講座　詳細】

行政書士試験の対策講座です。
司法書士など、より難易度の高い法律系の資格受験者が合格者が多くを占めると言われる行政書士試験で、初学者を対象にした講座で、一般の合格率を上回る実績を出し続けているのが、この講座の講師を担当している葛原久美先生です。

eラーニング講座では、学習者のこと真摯に考え、ここまでやるか！と驚くほど徹底的に分析を行う葛原メソッドが凝縮されています（詳細はプロフィールをご参照ください）。

【講師葛原久美（くずはらくみ）　プロフィール】

株式会社ベリース代表取締役。明治大学リバティーアカデミー講師。Windows95の時代から司法試験、司法書士、社会保険労務士、マンション管理士など、主に法律系の教材を中心にeラーニング教材開発に携わる。司法書士など、より難易度の高い法律系の資格受験者が合格者が多くを占めると言われる行政書士試験（一般の合格率は6～9%）において、主に初学者を対象とする講座にもかかわらず、一般の合格率を毎年超え続ける実績を持つ。

行政書士試験だけでなく、センター試験、国家公務員試験、総務省や内閣府の政策、各種白書など、他の法律系の試験のトレンドと行政書士試験の過去問を比較、試験委員の専門分野や出題傾向もチェックするなど、徹底した分析を行い、それらのデータから、受講者に出題範囲を徹底的に絞って提供する超合理的な講義が特徴。