【読むeラーニング】潜水士試験 吹き上げ
潜水士試験 吹き上げ
次、潜水事故の要因と対処法を見ていきたいと思います。吹き上げと潜水墜落ですね、吹き上げ、これは何かと言いますと、自分の意思とは無関係に勝手に体がどんどん浮き上がってしまう現象のことを言います。ドライスーツを着用して潜降した際、スーツ内部の圧力と潜水深度の圧力を比べてですね、スーツ内部の圧力のほうが大きい場合、すなわち外のほうよりも内側のスーツ内部のほうの圧力が大きい場合ですね、この場合は当然外向きの力が働いて膨らみますよね、膨らむと体積が増えるわけですよ、体積が増えると当然浮力が働きますよね、そして上昇します、上昇すると更に水圧が下がってまた広がろうとするわけですよ、どんどんどんどんこういう風に加速度的に浮き上がってしまう、これを吹き上げと言います。吹き上げは何が怖いか、単純に体が持ち上げるから怖いんじゃなくて急に圧力が下がりますよね、水深の深いところの高い圧力の状態から水深の浅いところに浮くと急に圧力が下がります、そうすると減圧症とか肺破裂こういった障害を引き起こします。ですからこれも結構怖いんですよね。試験に出るのはまずここですね、スーツ内部の圧力のほうが水圧よりも大きい場合吹き上げが起こる、この原理を理解しておけば難しくありませんね。
はい次、発生原因です。吹き上げの発生原因ですね、まず1つ目、送気量の過大、たくさんの空気を潜水者の人に送り込んでしまった場合ですね、当然中の圧力が上がりますからね、水圧よりも上がっちゃいますからこういった場合も吹き上げの原因になります。
それから次、これよく出ますね。頭部を下にした際、下半身に空気が流入し逆立ち状態になった時、腰のところに腰ベルトというものがあるのですけれども、この腰ベルトで下半身に空気が流れこむのを防いでいるわけです。でも何らかの原因で、例えば頭部を下にした場合ですね、逆さまに向いた際にですね、下半身に空気が流入した場合、この場合には吹き上げが起こりやすいですね。
それから次、排気弁の誤操作、適切に排気をすれば問題ないのですが上手くできなかった場合、吹き上げの原因になります。あるいは体の自由が奪われた時、あるいは潜水墜落の対応の失敗、潜水墜落は次に勉強しますが吹き上げの逆ですよね、自分の意思とは無関係にどんどんどんどん海の深くに落ちていってしまう現象のことを言います。この時に落ちるのを防ごうと思って大量の空気を送り込んでもらうとかそういった潜水墜落の対応を失敗した場合、逆に吹き上げが起こってしまうわけですよね。対処法、ここでよく出るというか大事なのはここですね、腰バルブ、それからウエイト、重りですね、こういったものをきちんとしたものをバランスよく使わないと吹き上げが起こってしまうわけですよね。
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