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問題分析 演習問題4:人生の長さについて(設問応答型・作文・資料付)【基礎小論文講座】

09問題分析 演習問題4:人生の長さについて(設問応答型・作文・資料付)

ではここから演習問題4の問題分析を始めます。
人生の長さについてという問題ですね。
では問題読みましょう。
演習問題4、筆者の「では、どうしたら人生は長くなるのか」という問いにあなたはどう答えますか。またそのためにこれから何をしようと思いますか。具体的に書きなさい。
という問題ですね。
ではその筆者、どういう主張なのか、文章を読んでみましょう。
一緒についてきてください。
人生は短いのではない。我々がそれを短くしているのだ。セネカ(セカネ)。
セネカ(セカネ)が生きた古代ローマ時代と比べ、人間の寿命は、驚くほど長くなった。いや、そんな遥かな昔とくらべなくても、この半世紀のあいだに、日本人の人生は、なんと一.五倍にまでなったのである。数十年前まで、人生は五十年だった。江戸時代なら、四十を過ぎれば、男は翁、女は嫗である。明治になって(から)も、それほど変わらない(変わりはない)。人生五十年と言いながらも、多くの人がその“天寿”をまっとうせずに死んでいった。石川啄木は二十六歳、樋口一葉にいたっては、なんと二十四歳で世を去っている。いまの時代でいうなら、大学を出て二、三年という年ごろである。
では、彼らの人生は短かったのだろうか。たしかに、物理的には、短いと言えよう。が、精神的には?啄木も、一葉も、充分に人生を生き抜いた、と見ていいのではあるまいか。彼らの遺した作品が、それを雄弁に物語っている。人生とは、物理的な長さではない。精神的な密度なのである。
人生が長いか、短いか、は、その人自身の満足度にかかっている。
では、どうしたら人生は長くなるのか。
ということですね。
この最後ですね、ではどうしたら人生は長くなるのか、ここが設問の中で取り上げられていたわけなんですね。
それで設問分析ですけれども、内容的には今回あなた自身のこと聞いてますので、作文タイプということになります。
ただ、設問のほうは何をどう書くかというのをちゃんと指定してきてありますので、設問応答型。
そして今回ちゃんと資料がついていましたので、資料と関連づけながら答案作成するというのがポイントとなります。
じゃあもう一回確認しましょう。
筆者の、ではどうしたら人生は長くなるのか、という問いにあなたはどう答えますか。
これがまず最初に答えるべきことですね。
これに対する答えをまず答案の前半にしっかり書いてください。
その後、またそのためにこれから何をしようと思いますか、人生を長くするために、これからあなたは何をしようと思いますか、ということを聞いてますので、これから私はこうしていきたいというのを、答案の後半に書くということになります。
というような形で、あなたなりの演習問題4のプロットを作成して、答案を執筆してみてください。
答案ができあがってから、これの解答解説のほうの動画を見ていただければなというふうに思います。
では頑張ってください。

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