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【読むeラーニング】濃度　【小澤淳の最強の算数塾（割合と比）】

濃度
今日は濃度、濃さの問題だね。
食塩水に代表される、もちろんオレンジジュースとか、砂糖水とか出てくることもあるけど食塩水をきちんとおさえていこうね。
それのポイントをいろいろ伝授するよ。
基本的な解き方は「おはじき」と言われるものを使って、３公式をきちんと使えるかどうか。
それから、天秤という面積図もあるけど、先生は天秤で徹底します。
解き方が使えるかどうか２種類をチェックしていくが、ワンポイントでは３公式、いろんな種類があるけど１個伝授するからしっかりついてきてよ。
食塩水の３公式に入る前に
（０）速さの３公式
もし知らない人がいると話題についてこれないから、ちょっと確認しておこうね。
速さ３公式は「おはじき」とよばれるものを書いて、距離、速さ、時間の３つの関係を考えたよね。
関係性は、縦が割り算で、横が掛け算、そして求めたいものを指で隠す。
距離を求めたいときは、指を距離のところに置くと隠れたから見えているところが答え。
速さ☓時間で距離が出てくる。
速さを求めたい時は、指を速さのところに置いて残っているものを上から読んでね。
距離÷時間　を計算すればいい。
時間を求めたいときは　距離÷速さ
この関係を覚えておくといい。
ところが、どこが「は」「じ」「き」か、正確に場所を覚えていない人がたまにいる。
場所をちゃんと覚えておくことで、先生の場合は相合傘で印象づけている。
相合傘はこんな絵、上にハートをつけて、右と左に誰かの名前をつけて落書きしているのを見たことあるでしょ。
これのイメージで、この相合傘を樹にしましょう。
この相合傘の左側におばあちゃんの「ば」右側におじいちゃんの「じ」を書く。
樹の下におばあちゃんとおじいちゃんがいる。
ばあちゃんとじいちゃんにして、２人がラブラブだよ、と覚えておく
① 食塩水の３公式
おはじきの絵を覚えてしまいましょう。
塩の量と求めたいときは、食塩水全体の量☓％です。
食塩水を求めたいときは、「食」のところを隠すから、塩の量を％で割る。
％を求めたいときは塩の量を食塩水で割る。
注意点、％は必ず少数で表そう！
分数でもいいけど、小学生の場合は少数のほうが得する事が多いので表すようにしてください。
あやしい人がいるといけないのでチェックするけど、消費税は？
消費税は８％、0.08だね。
消費税が10％になったら、0.1だね。
100倍とか１／100の関係に少数と％はなっていることをおさえていこう。
場所を間違えないように強烈に印象づける方法を先生は考えました。
最初の２文字をとればいい。塩→しお　食塩水→しょ　パーセント→パー
これを連続して読むと「塩しょっぱー」だね、これを忘れないで「塩はしょっぱー！」と覚えておけばいいよね。

例題（２）
５％の食塩水80ｇに、水を10ｇと食塩を10グラ入れると　％の食塩水ができます。

おはじきを描こう。
５％が80ｇあるよ、５％は0.05だね。
これに＋水10、塩10を混ぜると何％になるかという問題だね。
この絵が書けたらただの計算問題になる。
80と0.05は横並びだから、掛け算　80☓0.05＝塩４ｇ
塩が４ｇあって、ここで水を10ｇ混ぜたのだから全部で最終的に塩は14ｇ
ここは最終的に食塩水の「しょ」の場所だね、食塩水は全部で何ｇ？
80あったところに、水10と塩10を混ぜたのだから80＋10＋10＝100ｇの塩になった。
縦並びは何算？割り算14÷100＝0.14になるから、％に直すのは100倍する14％という答え。
濃度の問題はおはじきをきちんと書ければだいたいの計算問題はうまくいく。
もちろんいろんなバージョンがある、水を混ぜたり蒸発させたりというものもあるけど、今回は以上です。