リストラした技術者に求人殺到、決め手は資格?
少し古い記事なのでご存知の方も多いと思いますが、経営難に陥った山口県柳井市の半導体製造装置メーカー「大畠製作所」が8月31日付で全従業員89人を解雇したところ、同社の元従業員を指定し、「雇用したい」という申し入れが地元のハローワークに相次いでいる。という事です。
発想の方程式によると、これには実は、「ハローワークの方の尽力も大きい。」らしく、破綻する前に経営が悪化しているという情報を知っていた職員さんたちは、従業員さんたちが保持する資格や技術を見て「すごい!」と驚き、1人で複数の難しい資格を持っている人が多く、何とか再就職をと思った職員さんたちは、他社に「優秀な人材がいる」と働きかけていたのだそうです。
はい、ここでのポイントは、保持する資格や技術を見て驚き、という事と、1人で複数の難しい資格を持っている人が多く、です。
つまり、この従業員の方々が特になんの資格もなく、「俺はこれだけ凄いのだ!」と客観的に示すことが出来るものがなかった場合、このお話はそもそも、なかったかも知れない訳です。
誰もが知っている有名企業でさえ、経営難やリストラの話題が飛び交っておりますが、さて、貴方は何か資格など、いくつかお持ちでしょうか?
経営難に陥った山口県柳井市の半導体製造装置メーカー「大畠製作所」が8月31日付で全従業員89人を解雇したところ、同社の元従業員を指定し、「雇用したい」という申し入れが地元のハローワークに相次いでいる。求人企業は5日までに19社に上り、再就職を支援するハローワーク柳井は「これほど集中するのは珍しい」と驚いている。
大畠製作所は1946年設立。県内の中堅企業で、機械部品から半導体製造装置に事業を拡大し、2007年1月期には約38億円の売上高があった。しかし、08年のリーマン・ショックを機に需要が落ち込み、経営が悪化。今年6月、山口地裁岩国支部に民事再生法の適用を申請し、再建を目指したが、「事業継続の見通しがたたない」として全従業員を解雇した。
ハローワークに相次いでいるのは、求人条件を特定の企業出身者などに限定する「指名求人」。19社は山口、広島両県の機械メーカーで、大畠製作所の取引会社や関係職種の企業が多い。半数近くが採用人数を示し、それぞれ2~十数人を雇用する意向という。
(2012年9月6日 読売新聞 抜粋)
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