【第2節過去問4】電熱器により、60kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な電力[kW・h]は?~第2種電気工事士
eラーニング「第2種電気工事士筆記試験講座」(第1章電気の基礎理論~第2節電力と電力量)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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【過去問4】
電熱器により、60kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な電力[kW・h]は。ただし、水の比熱は4.2kJ/(kg・K)とし、熱効率は100%とする。(2019上期)
最後の問題ですね、過去問の4。
電熱器により、60kgの水の温度を20K、Kはケルビンでしたよね、上昇させるのに必要な電力量kW・hはいくつですかという問題ですね。
ただし、水の比熱は4.2kJ/(kg・K)とし、熱硬化は100%とする。
ここに熱効率が100%と書いていますので、電力は全て熱に変換されると考えることができるので、特に気にする必要はないということですね。
比熱が4.2kJ/(kg・K)でした。
水が60kgで20K上昇させるのですから、熱量Qとしては単純に掛けていけばいいですよね。
掛けていきます。
Q=mcTでした、mが60です、比熱が4.2kJ、それから上げる温度が20Kなので、これを掛けていくと5040kJになります。
求めているのはですね、kW・hなので、換算をしていかなくちゃいけないですね。
これが先ほど説明した内容ですね。
電力量kW・hは、この5040をですね、3600、これは1時間あたり60分×60秒だから、3600になりますよね。
これを割ってやれば、1時間あたりのkW・hが出てくるわけですよね。
5040÷3600、これ計算がちょっと面倒かもしれませんが頑張ってやっていただけると、1.4kW・hになります。
ということで、答えは、ハということになるわけですよね。
はい、以上のような問題が過去には出ていますので、きちっと押さえていくように頑張りましょう。
以上で第2節は終了です。
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