【過去問3】直流回路でa―b間の電圧[V]は?~第2種電気工事士
eラーニング「第2種電気工事士筆記試験講座」(第1章電気の基礎理論~第1節直流回路とオームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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【過去問3】
図のような直流回路で、a―b間の電圧[V]は。(H29年下期)
【イ.20 ロ.30 ハ.40 ニ.50】
過去問の3つ目ですね。
図のような直流回路で、a―b間、ここの間ですね、a―b間の電圧は何Vですかっていう問題がでているんですね。
ちょっとこれ分かりにくいと思うんですけれども、ポイントはですね、ここにアースがあるんですね。
アースがあるところは、ここが0デインになるんですね、0Vになります。
いいですか、こういった回路がきたら、ここは0Vです、ということですね。
回路に流れる電流をまず考えていきたいんですけども、電流としては電圧がこれは同じ方向を向いていますから、足せばいいですよね、電圧はね。100+100になります。
その電流を40Ωと60Ωの直列回路に流していますので、これは合成する合成抵抗としては単純に足せばよかったんですよね。
60+40なので100になりますよね。
計算すると、全体を流れる電流は、2Aになります。
この形になります、2A。
求めたいのはですね、ここのb点の電位なんですね、電圧っていうんですかね、電位になるわけですよね。
ここからですね、ここは100Vかかっていまして、2Aが流れます。
そうすると、ここの40Ωのところで電圧降下が発生するんですけれども、ここでどれだけの電圧降下が発生するのかというと、これは電流×抵抗、2×40の80Ωの電圧降下が発生するんですよね。
よろしいですかね、これ40×2だから、80ここで落ちるんだよと。
ここに100Vがかかっていて、ここから、ここは0ですから、0から100V、100Vから80V落ちるっていうことは、100から20を排斥してください、80を引くと20Vですよね。
ということなので、ここのbはですね、20Vになっているんですね。
したがって、aはアースなので0V、0Vとbの20V、これを計算すると、20Vということになるわけですよね。
したがって、a―b間の電圧は20Vという計算ができます。
答えはイになります、ということですね。
このような計算になりますんでね、このアースがあるところは0Vだというのを覚えておいてください。
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