【読むeラーニング】【講座オリエンテーション1】運行管理者(貨物)講座
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27 【講座オリエンテーション1】
はい、みなさんこんにちは。運行管理者貨物、オリエンテーション1、試験概要について只今から講義させていただきます。
講師担当しますのは私、野村孝則です。どうぞよろしくお願いいたします。
この動画ではですね、運行管理者貨物ということで、そもそも運行管理者ってどんな資格であるか、そして貨物っていう試験ですね、内容であったりだとか試験概要についてご紹介している動画となってます。
初格者(00:46)の方や運行管理者っていう資格、貨物っていう試験に興味があって今ご覧いただいてる方とかに向けても、大変分かりやすくご説明させていただきますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
まず運行管理者ってどんな資格なのかといいましたら、一つ目、国土交通省が認定してます国家資格となってます。
トラックとかバスとかタクシーとかハイヤーとかですね、自動車で事業を行う事業者の中にこの運行管理者っていう資格者が必要になってるんですね。
その資格者っていうのは、運行の安全、運転者の安全を守るスペシャリストという位置付けなんですけれども、業務等については後にご説明させていただきます。
国家資格という事で、大変重要な資格となってます。
二つ目、試験、資格は貨物、旅客と2種類に分かれています。
この講座では貨物を対象としています。
貨物自動車運送事業っていうのと、旅客自動車運送事業っていうのがありましてですね、それぞれモノを運ぶ事業、トラックとかですよね。
こちらヒトを運ぶ事業、お客様ですよね、を運ぶ事業、バス・タクシーとかに分かれていると。
その行う事業によって必要になる資格も分かれているということでございます。
三つ目、自動車運送事業者に法令が課した義務等を実行する権限があるということで、こちらでは運行管理者の立ち位置というのを見てみましょう。
まず、法律、法令がですね、事業者に対して営業についての制限であったり義務等を課します。
そしてその事業者が、その義務、制限等をですね、実行する権限をですね、選任した運行管理者に与えます。
その運行管理者っていうのは、その権限、運転者に対しての指示であったり業務で点呼っていうのがあるんですけれども、そういった業務を行うということと、あと一方で、現場の運行管理についての助言であったりっていうのを事業者にすることができるということで、この運行管理者っていう立ち位置をこちらで確認していただければと思います。
自動車運送事業についてなんですけれども、先ほど申しました通り、旅客自動車運送事業っていうのと、貨物自動車運送事業っていうのに大きく2つに分かれています。
その中でも、またさらに分かれているんですけれども、この講座オリエンテーションではですね、この貨物自動車運送事業っていうのが重要になってきます。
そしてですね、試験もこの一般貨物自動車運送事業っていうのが中心に出されるわけですね。
ですので、こういった内容の勉強をするっていうことを確認しといていただければと思います。
運行管理者の必要性といたしましてですね、自動車運送事業者は一定の数以上の事業用自動車、トラックとかバスとかを有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなければならないと。
選任しなければならないと、義務になってるんですね。
事業用自動車の数が多ければ多いほど、運行管理者を選任する人数も多くなってくるということになってます。
そして、運行管理者は、複数の営業所を兼務することはできない、ということで、2つの営業所をまたいで運行管理することっていうのはできないんですね。
ですので、運行管理者っていう資格ですね、より重要な資格であるっていうのが、こちらから分かるんじゃないでしょうか。
運行管理者の業務といたしましてですね、まずこちら業務割の作成ということで、事業者がですね、運転者の勤務時間であったり乗務時間っていうのを定めるんですね。
それに基づいて、運行管理者が乗務割を作成します、乗務の割り当てですね。
そういったお仕事、そして点呼ですね、先ほど言ってました点呼。
点呼っていうのは、その乗務員の運転者の方の健康状態の把握であったりとかですね、あと運行に必要な指示であったり、あとは他に飲酒等してないかとかですね、しっかりと確認するとか、そういった業務が様々ございます。
そして要はこの運行の安全を確保するための業務を行うということですね。
他にもまだまだ細かいのたくさんあるんですけれども、それは講義の中でやっていくこととします。
資格の取得方法なんですけれども、まず一つ目、運行管理者試験に合格することということ。
そして二つ目が、5年以上の実務経験を有し、指定機関の運行管理に関する講習を5回以上受講し、5回のうち1回は基礎講習を受講していることということで、当講座ではですね、こちらの方(動画資料の1)に向けての講座となってます。
二つ目の講習とかですね、講習とかの内容とはなっていませんので、こちら気をつけていただきたいと思います。
その運行管理者のですね、試験の受験資格というのがございます。
誰でも受けれるって訳じゃなくて、しっかりと受験資格があるんですね。
それが4つございまして、その一つをいずれかを満たしていることということで、この赤い文字で書かれているところを中心に見ていきましょう。
まずは、1年以上の実務経験がある方ですね。
こちらは事業者がですね、1年以上の実務経験があるということを証明する、そして申請するという形で受験資格を得られるというふうになってます。
そして二つ目、こちらが基礎講習を修了した者及び修了予定の者ということで、独立行政法人自動車事故対策機構ですね、各指定されている機関で行われます基礎講習というのがございます。
こちら3日間あるんですけれども、そちらの講習を受けていただければ終了証書というのをいただけるので、それで受験資格となるものでございます。
そして三つ目、直近2回の試験において受験資格を得て、再受験する者ということで、再受験者ですね。
四つ目が、他の運行管理者資格証の交付を受けている者ということで、例えば旅客と貨物というの2つに分かれているって言ったと思うんですけれども、旅客を持っていてそして貨物も欲しいなということで貨物を受験する際に、この旅客の運行管理者資格証というのが受験資格になるということでございます。
そしてですね、多くの方おそらく2番のほうで受験資格を得て受けられる方が多いと思うんですね。
この基礎講習というのはですね、3日間丸々あってですね、まったくの初格者(08:53)に対してもですね、とても内容の濃いものとなってます。
ですので、この運行管理者試験を受けるに当たっても、とても重要な知識なども学べますので、しっかりとこの2番でね、受ける方っていうのはしっかりとこの基礎講習というのを受講していただければと思います。
それでは試験の日程なんですけれども、毎年8月と3月の年2回実施されています。
受験料は6,000円です。
この原則ってさせていただいたのはですね、26年5月に臨時運行管理者試験っていうのが実施されたんですね。
それがですね、各貨物、旅客の関係法令において改正があったと。
そしてその改正により運行管理者資格者についての需要が一時的に増加する見込みがあったということでですね。
そういった形で臨時運行管理者試験っていうのが実施されました。
ということで、試験日などについては変更される可能性が十分にあります。
日程などについては試験センターで問い合わせて確認などしていただければと思います。
問い合わせ先は公益財団法人 運行管理者試験センター 試験事務センターとなっております。
これでですね、運行管理者貨物オリエンテーション1ということで、試験のほうの概要を終了させていただきます。
オリエンテーション2のほうではですね、試験の内容であったり、出題形式であったりですね、学習法などご紹介しています。
ぜひご覧いただければと思います。
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