【FPへの道by萌】日生の元営業部長、中小の退職金3200万円不正受給に関与(FPでわかる経済ニュース)
こんにちは、女子部の鈴木萌です。
※女子部とは、女子スタッフで結成した部署です。
FPは幅広くお金の知識を勉強します。
が、本当に実生活や実務に活かせるの?と思いませんか?
私もFPを習ったばかりの頃はそう思っていて、実際になかなか知識が実践できていませんでした。
しかし、日常にアンテナを立てていくと、FPの知識が役に立つ部分はたくさんあります。
例えば、経済のニュースにもFPの知識が役に立ったりするのです。
昨年末のニュースですがご紹介します。
日生の元営業部長、中小の退職金3200万円不正受給に関与
日本生命保険の50代の元営業部長が中小企業退職金共済制度を悪用し、総額3200万円の不正受給に関与していたことが22日、分かった。同社は元営業部長の指示の下、組織ぐるみで不正が行われていたとみて、全容を解明した上で、元営業部長や関わった社員を処分する方針。
同社によると、元営業部長は部の営業成績を水増しするため、平成22~26年に、部下の営業職員計23人に対し、営業先の事業主らに同制度の加入を働きかけるよう指示。事業の実体がないにも関わらず、個人事業主に見立てて加入させたり、実際の雇用人数より多くの契約を結ばせたりしたほか、退職の事実がないのに退職金を受給させた。
不正契約は計222人分に上り、計142人分の退職金が実際に不正受給されたという。
(後略)
(産経新聞 2014年12月22日付記事より)
この記事でFPに関連するのは、一見保険と思いきやライフですね。
ポイントは「中小企業退職金共済制度」です。
中小企業退職金共済制度とは、確定拠出年金の一つで、中小企業の従業員が加入する制度です。
掛金は全額事業主負担で、全額損金算入することができます。
また、掛金の一部を国が助成します。
さらに、ここからはタックスにも絡んできますが、
退職金は退職所得に区分され、退職所得の優遇措置を受けることができます。
FPを勉強するとこういった知識を得ることができますが、このニュースはその知識を悪用した例ですね。。
そして不正で得た退職金を保険に回してもらうことで営業成績を水増ししたのでしょう。。。
FPを勉強しても、このような悪用はダメですよ!
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