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【読むeラーニング】潜水士試験 浮力

潜水士試験 浮力
では次です、今度は水圧、浮力のほう見ていきたいと思います。パスカルの原理というものをみなさんは中学校の時に習っておられると思います。これはどういう原理かと言いますと、液体に加えられた圧力はあらゆる方向に等しく伝わる、例えば1N(ニュートン)の力を、1Nは重さですね約100g、1Nの力を加えますと下向きに1N、これはみなさんすぐ分かると思うのですが、閉鎖された空間では下向きだけではなくてあらゆる方向に、上も左右も斜めもあらゆる方向に同じだけの力が加わる、これをパスカルの原理と言います。
試験に出るのは実はこっちなんですね、パスカルも出るのですが浮力のほうが良く出ます、圧倒的によく出るのがこちらです。アルキメデスの原理、浮力は物体が押しのけた流体の重さに等しい。これはどういうことか、例えば、浮力、浮きあげる力ね、例えば発泡スチロール、体積が100cm3であったとします、じゃあこの100cm3の発泡スチロールを沈めれば一体いくらの浮力が働くのか。押しのけた物体の重さに等しいと書かれてありますね、浮力は押しのけた物体の重さに等しい、水は1cm3で1gあります、そうすると100cm3押しのけるということは100gの浮力が働くということになります。じゃあ今度、海水の場合どうなるのか、海水は水よりも少し重たいんですね、大体1cm3当たり約1.02gあります。そうすると同じ100cm3の発泡スチロールを沈めると102gの浮力が働くわけです。このように浮力は物体が押しのけた流体の重さに等しいということを理解しておいてください。
 それから次、プラスの浮力、マイナスの浮力、中性の浮力、これは難しくありません。プラスの浮力というのは物体の重力と浮力を比べた時に浮力のほうが大きい場合ですね、つまりこの物体が浮き上がってしまう場合ですよ、これをプラスの浮力と言います。反対に今度浮力よりも重力のほうが大きい場合ですね、今度沈んでしまう場合です、これをマイナスの浮力と言います。最後、浮力と重力がちょうど吊り合っている場合ですねこれを中性の浮力と言います。

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