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【読むeラーニング】潜水士試験 高気圧障害 呼吸器系

潜水士試験 高気圧障害 呼吸器系
では第3章、高気圧障害のところに入っていきたいと思います。呼吸器系というところで、ここで学習することは肺のつくり、そして呼吸について見ていきたいと思います。
まず最初、呼吸運動ですね、肺自体はただの袋であってガス交換はできないと、つまり自分自身では呼吸運動できないんですね、では何の力を借りているかと言いますと横隔膜と肋間筋の協調運動によって肺内部の圧力を変えて伸び縮みをしていると、つまり肺の内部の圧力が下がると空気を取り込んで肺が膨らみます、反対に肺の内部の圧力が上がると空気を吐き出して肺が縮む、圧力変化をしてくれているのは横隔膜と肋間筋、この2つのおかげで肺が縮んだり膨らんだりすることができているわけですね。ここで知ってほしいことは肺自体はただの袋、そしてガス交換はできないというところを知っておいてください。
では次ですね、呼吸について書かれてあるわけですが、ここで大事なことはどこから呼吸の命令が来ているのか、この場所を知っておいてください、呼吸中枢は延髄です、延髄というのは首の後ろあたりですね、後頭部の下あたり、ここに延髄と言われる場所があります。もしこの延髄が傷ついてしまいますと呼吸が止まってしまうんですね。
次です、呼吸は肺呼吸、別名外呼吸と組織呼吸、別名内呼吸の2種類があります。普段我々が呼吸と言っているのは主に肺呼吸のことを言いますね、これは外の空気と肺胞を取り巻く毛細血管とのガス交換を言うと、肺胞というのはこちらのほうに図があるのですが気管支の一番先端、ここにものすごい小さい袋がびっしりとあります。この小さい袋のことを肺胞と言います。袋状にすることによって表面積を広げているわけですね。この肺胞を拡大したのがこちらの図になるのですけれども、表面にびっしりと毛細血管が張り巡らされています、この毛細血管と外部の空気とのガス交換、これを肺呼吸と言います。
それに対して内呼吸って何かと言いますと、血管と細胞間とのガス交換、つまり酸素を含んだ血液が体の隅々まで運ばれますね、そこで細胞に酸素を与えて二酸化炭素を細胞からもらうと、このガス交換のことを内呼吸と言います。違いのほうをしっかりと頭に入れておいてください。
それから次ですね、肺胞と死腔です。肺胞は今言いましたので省略しますね。死腔、試験ではこの死腔のところはよく出ています。
ではまず死腔とは何か、のどや気管、気管支など呼気は通るがガス交換には関与しない部分。例えばですね、長いパイプを口に咥えて、そして息をするとみなさんどうなるか想像つくと思うんですが、パイプの長さが長くなればなるほど息苦しく感じます。このようなガス交換ができないパイプのような場所、人間で言ったらのどや気管、気管支ですね、こういうような場所のことを死腔と言います。みなさん知ってほしいのは死腔が増加をすると息苦しくなるよということを知っておいてください。

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