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日本eラーニングコンソシアム様

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お客様のご紹介:NPO法人日本イーラーニングコンソシアム(eLC)
事務局局長 秋山敏夫氏

http://www.elc.or.jp/
2007年より「eLP(イーラーニングプロフェッショナル)資格制度」をスタート、各種製品をご利用いただいている、日本イーラーニングコンソシアム 事務局局長・秋山氏にお話しを伺いました。

eラーニングの普及推進をめざして
日本eラーニングコンソシアム(eLC)とは?
eLC(呼称:エルク)の正式名称は「特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアム」で、いわゆるNPO法人です。国内のeラーニングの普及推進をしています。2001年に法人化しました。今年で丸9年となります。SCORM規格の推進やeラーニングに関わる人材を育成する資格制度等を中心に活動しています。

「eLC」の秋山氏にお話をうかがいました

LMSとコンテンツ間のトラブル解消に貢献
この9年間、SCORMの普及は?
eラーニングへの関心が高まった2000年代前半は、いわゆる「自称SCORM対応」という製品もたくさんありました。eラーニングの展示会でも、ブースのあちらこちらに「SCORM対応」と掲示されていましたが、市場でもトラブルをよく耳にしていました。一番大きな問題は、オプショナル(オプション)とマンダトリ(必須)です。当時は、LMS(学習管理システム)側がどのオプションに対応しているのかという情報が公開されていませんでした。そのため、ユーザーさんが実際にSCORM対応の教材を導入してみると、正常に動かないということをよく耳にしていました。この9年間、標準化推進委員会がSCORM普及の旗振り役となって活動した結果、今日ではそのような問題はほとんど無くなっています。eLCの認証を受けたLMSがオプション情報を開示したこと、またSCORMアセッサ資格を取得した方が100名以上にものぼることは、日本のeラーニング普及にとって、大きな意味があったのではないかと思います。

SCORMの普及に尽くされた秋山氏

eラーニング専門家資格制度のプラットホームにSmartBrain
現在SmartBrainをどのようにご利用いただいてますか?
eLP(eラーニングプロフェッショナル)資格制度という、eラーニング専門家のための資格制度運営のプラットホームとして「SmartBrain」を利用しています。eラーニングというのは、最新のITテクノロジーと、インストラクショナルデザインなどの知識、ノウハウをいかに組み合わせて教育効果を出していくのか?が重要な要素となります。新卒で入社してeラーニング関連の仕事に就いた場合、これら広範な内容をカバーしている人材はなかなかいないのが現状です。そこで、特に新入社員の方に向けて、eラーニングに携わる上で、共通言語としてに押さえておかなければならない内容を網羅した「eLPベーシック」の提供を2007年から始めました。
そして、その上に専門職種が7つ、eLPエキスパートやeLPコンサルタントなどがあります。(資格制度の詳細はこちら) この上位資格を取得する際の、eラーニング教育研修提供用LMSとして「SmartBrain」を利用しています。

穏やかな笑顔が印象的

モバイル対応を見越して選択したLMS
SmartBrainを導入するうえで、決め手となったことはなんでしょうか?
決め手となったのは、価格面と、将来的にモバイル環境での受講対応を検討しているためです。eラーニング業界では、いわゆる従来型のパソコンで学習するというところから、隙間時間を使って、移動した先でも学習できるモバイルラーニングが注目されていますので、将来性を考えて、御社の「SmartBrain」を採用させていただきました。eLPのプロフェッショナル教材のどのタイミングでモバイル対応するかは、現在検討しているところです。まずは「SmartBrain」のシステムを理解して、きちんとコースを運営することに注力しています。

ご愛用のMacとiPhone

ブレンディング対応で使いやすく、ビジョンを大きく持てた
SmartBrainの操作性や機能性についてはいかがでしょうか?
メニューの階層表示など、今までのLMSとずいぶん印象が違うなと感じました。これまでの使っていたLMSは、最初に機能を一覧できる管理画面が出てきて、そこからメニューに入っていきました。「SmartBrain」では、ユーザーでログインした場合と、管理者でログインしても画面が同じに見えたため、自分がどの権限でログインし、どの階層にいるのかということを頭の中でイメージすることに気をつけました。
また、必要な機能を追加していただいたので、使いやすくなりました。特に御社の西村洋一郎さん(北海道研究所・開発部長)に作成していただいた、いわゆる「ブレンディング対応」という機能が必須でした。ブレンディングというのは、受講者の方に「PPT2Flash」で作ったコンテンツをただ見てもらうのではなくて、講師と受講者、受講者同士がコミュニケーションできる掲示板を設定し、一方的に「これを見てください」「課題を出してください」という形ではなく、システム上で課題を提出したり、掲示板上で他の受講者が出した課題にもコメントを書けるようにしていただいたので、それによってコミュニケーションが非常に促進されました。これによって、システム上でのコミュニケーションの内容を、最終版の提出課題に反映していただくことができることになりました。インタラクティブなこの機能は、eLPのコース提供に非常なポイントです。

貴重なご意見を開発に反映しています

「コミュニケーション」の場づくりが課題
eLPとSmartBrainの運用を今後どういう形で検討されていますか?
まずは今年版のコースを9月からスタートしていきます。そして、次のフェーズでモバイル対応も実現したいと思います。これによって、お忙しい受講者の皆さんの「隙間の時間」を利用していただくために環境を提供していきます。
また今後は、「コミュニケーション」の場づくりが課題になっています。既に500人以上の方が資格をお持ちですが、eLP資格全体では、SCORM資格をお持ちの方々のための「SCORMアセッサコミュニティ」のような形はコミュニティはまだ実現していません。
例えば、資格持った人たちのコミュニティで情報交換されている内容が、これから資格を取ろうとしている人の参考になったり、資格を取った後で何か困ったときに他の誰かに聞けるようなコミュニティを作りたいと思っています。現在は横のつながりがありません。それは受講中にも必要ですし、受講前後もコミュニケーション可能な場があれば、なお良いと考えています。

「コミュニケーションの場づくりが課題」と秋山氏

さらなる受講者管理機能の充実を
SmartBrainへ、今後の期待はありますか?
受講者管理機能の充実と管理者側の設定です。例えば、「受講期間の設定」の機能ですが、複数のコースが動いていけばいくほど、「誰がどういうステータスか?」ということを管理したかったり、「コースをどういう状態で誰にリリースするのか?」という点が管理側の必須機能となります。その機能のインターフェースをわかりやすくしていただけるとありがたいと感じています。

秋山氏とキバンインターナショナル西村

お客様プロフィール:特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアム(eLC)
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 新日本橋長岡ビル2階
TEL:03-5640-1017 FAX:03-5640-1018
info@elc.or.jp http://www.elc.or.jp/

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