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【過去問4】電圧計Vの指示値は?~第2種電気工事士

eラーニング「第2種電気工事士筆記試験講座」(第1章電気の基礎理論~第1節直流回路とオームの法則)より内容を一部抜粋してご紹介しております。
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【過去問4】

図のような回路で、電流計Aの値が1A、を示した。このときの電圧計Vの指示値は。(H28年下期)

【イ.16 ロ.32 ハ.40 ニ.48】

 

最後の過去問ですね。

図のような回路で、電流計A、これですね、が1Aを示していると。

その時の電圧計、こちらにありますね、ここの電圧計の指示値はいくらになるでしょうか、という問題ですね。

これは、元々の電池の電圧は変えていないです。

こういったときに、どう考えればいいかということなんですけども、まずここで1Aが流れているわけですよね。

8Ω抵抗に1A流れています。

そうすると、オームの法則でここの電圧が計算できますね。

V=I・Rでした。

ということで、8Ωの抵抗に加わる電圧は8Vになるわけですよね。

ここの電圧が8Vになります。

次に、こっちの4Ωと4Ωの直列があるんですけれども、こちらに流れる電流ですね、こちら側の電流を考えていきたいと思います。

ここは、ここに加わっている電圧はみんな一緒ですからね。

8V、8V、8Vかかっています。

8Vに対して8Ωなので、計算すると1A流れているということが出るわけですよね。

それとこっちのですね、4Ω、最下段の4Ωに流れる電流も計算していきます。

これも、8Vに対して4Ωなので、流れる電流は2Aという計算ができます。

そうするとどうですか、これを足していけば、こちらの回路、この4Ωに流れる電流が分かりますよね。

合計4Aの電流がここには流れていきます。

今度はまたオームの法則で掛ければいいですよね。

電流×抵抗で電圧が出ます。

したがって、右の4Ωの抵抗に流れる電流は、ここに流れる電流は4Aということになるわけですよね。

したがって、電圧計の指示は4Ω×4A=4×4、16で、16Vということになります。

答えは、イの16Vということですね。

このような問題がですね、過去に出ていますので、きちっと押さえておくようにしましょう。

この章は以上です。

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